三種の神器を祀る由緒ある古社!
熱田神宮の観光情報とアクセス方法

三種の神器を祀る由緒ある古社!熱田神宮の観光情報とアクセス方法 ※写真はイメージです

名古屋市南部に鎮座する熱田神宮の観光情報をご紹介!熱田神宮は、「熱田さま」「宮」と親しまれ、伊勢神宮に次ぐ尊いお宮として崇敬を集めた神社です。その歴史は約1900年前にさかのぼり、日本武尊(やまとたけるのみこと)の妃である宮簀媛命(みやすひめのみこと)が、八咫鏡(やたのかがみ)や八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)とならび三種の神器に数えられる草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)を熱田の地に祀ったのが由緒とされています。
約19万平方メートルの境内は、ケヤキ、カシやイチョウなどの木々が生い茂り、緑あふれる市民のオアシスとして親しまれています。特にクスノキは、弘法大師が植えたと伝えられる樹齢約1,000年の大楠をはじめ巨木が多く育っています。
境内外には本宮と別宮を除いて43の摂末社があり、境内には歴史ある建造物も豊富です。第三鳥居の近くにある信長塀は、桶狭間の戦いの出陣前に熱田神宮で戦勝を祈願した織田信長が勝利したお礼として奉納したもので、兵庫西宮神社の大練塀や京都三十三間堂の太閤塀とならぶ日本三大土塀のひとつです。正参道と東参道が交わるところに建つ高さ約8メートルの佐久間燈籠は、日本三大灯篭のひとつ。熱田神宮の加護で海難から助かった佐久間大膳亮勝之が寄進したといわれています。
第二鳥居のそばにある文化殿(宝物館)には、皇室から将軍、庶民まで様々な崇敬者から寄進された約6,000点の宝物が収蔵されています。そのうち177点は国宝、国の重要文化財や愛知県の文化財です。草薙神剣を祀ることから刀剣類が多く、名刀の宝庫とも言われています。
熱田神宮には、約70もの祭典や神事が今に残されており、お正月や初えびす、花の撓(とう)、七五三などは特に多くの参拝客でにぎわいます。6月5日の例祭(熱田まつり)は天皇陛下の使い(勅使)も出向かれる、熱田神宮でも最も重要で大きな祭典です。当日は周辺で交通規制が敷かれるほか、神宮内の駐車場も利用できませんのでご注意ください。
熱田神宮へクルマでお出かけする際は、本特集でご紹介するタイムズ駐車場をご利用ください。

クルマで熱田神宮へ行く場合

名古屋高速を利用してアクセスする場合、東京と中部国際空港(セントレア)方面からは呼続IC、大阪と伊勢方面からは木場ICで降ります。各インターから熱田神宮までの所要時間は、呼続ICは約5分、木場ICは約10分です。

電車で熱田神宮へ行く場合

最寄り駅の神宮前駅までは、名鉄名古屋本線で約15分の名古屋駅からアクセスします。名古屋駅までは、東海道・山陽新幹線でJR東京駅から1時間40分、JR大阪駅から約1時間10分、伊勢市駅からは近鉄特急で約1時間30分です。中部国際空港から神宮前駅までは名鉄特急で約20分でアクセスできます。

熱田神宮周辺をレンタカー・カーシェアリングで散策

熱田神宮周辺をレンタカーやカーシェアリングを活用して、ゆっくり散策してみてはいかがでしょうか。 長時間利用する方にはタイムズのレンタカー「タイムズカーレンタル」、短時間利用なら15分単位で予約が可能なタイムズのカーシェアリング「タイムズカー」がおすすめです。インターネットで24時間いつでも予約が可能なので、お出かけのスケジュールに合わせて事前にご予約いただけます。 レンタカーやカーシェアリングで少し足を延ばして、熱田神宮の魅力を満喫しましょう!