茂原公園は、茂原市のほぼ真ん中に位置する公園です。広さ15万平方メートルの園内には、小高い山や弁天湖、野外ステージ、多目的広場などがあります。小高い山からは天気が良ければ遠くに九十九里浜を眺めることができ、茂原市立美術館・郷土資料館では数々の作品を鑑賞することができます。また、園内には桜やツツジ、紫陽花が植えられており、春になると弁天湖と遊歩道に沿うように植えられた桜を楽しむ事ができる「茂原桜まつり」が開催されています。

茂原市の主要駅である茂原駅は、JR外房線の駅です。茂原駅周辺には、コンビニエンスストアや病院、飲食店、スーパーなど生活に必要な施設が整っています。中でもひときわ目を引くのが茂原駅周辺にあるレトロな雰囲気のガス燈です。茂原市は良質な天然ガスが採れる南関東ガス田を有する「天然ガスの街」でもあり、夜になるとそれを象徴するように駅前のガス燈が点灯します。

茂原市の中核である茂原市役所は、茂原公園の南東側に位置しています。7月になると茂原駅周辺の商店街が七夕飾りに飾り尽くされる「茂原七夕まつり」が開催されてます。関東三大七夕の一つに数えられるほどの規模を誇り、迫力のある七夕飾りを一目見ようと全国から多くの人が訪れる茂原市を代表するイベントです。冬には「もばら冬の七夕まつり」が開催され、天の川をイメージしたイルミネーションや短冊に願い事を書くイベントが人気です。「茂原七夕まつり」開催時期には茂原市役所周辺は混雑することもあるため、クルマで訪れる際は事前に複数の駐車場を調べておくと安心です。

茂原牡丹園は、茂原市山崎に位置する庭園です。上総の民家と2,000株もの牡丹が咲き誇ることで知られています。牡丹の見頃となる4月〜5月にかけてのみ開園されるようで、毎年時期になると多くの人が訪れる人気スポットです。豪華絢爛な花を咲かせる牡丹ですが、雨に打たれると散ってしまいやすいため、和傘をさして美しい状態の牡丹を鑑賞できるようにしています。和傘と牡丹の組み合わせはなんとも風流で素敵ですので、一度訪れてはいかがでしょうか。

服部農園あじさい屋敷は、茂原市の南部に位置しています。その名の通り、広大な敷地を埋め尽くすように咲く紫陽花が有名で、梅雨の時期になると10,000株以上の色とりどりの紫陽花が咲き誇ります。園内の山の斜面に植えられた紫陽花により、立体的な花畑を堪能できる事が特徴です。

茂原ツインサーキットは、服部農園 あじさい屋敷からほど近い場所にあるサーキットレース場です。レーシングカートやミニバイクにぴったりなショートコースや四輪自動車のドリフトを試せるロングコースがあり、ドライブテクニックを高めたい大人からクルマが大好きなお子様まで楽しめる施設となっています。毎年カートレースイベントも開催しており、条件を満たせばレースに参加することもできます。