休日のお出かけに!
日本初の水族館「須磨海浜水族園」の魅力とアクセス情報

休日のお出かけに!日本初の水族館「須磨海浜水族園」の魅力とアクセス情報特集

源氏物語や源平合戦一ノ瀬の戦いの舞台として知られ、史跡や文化・観光施設も充実する神戸市、須磨。その海岸沿いに広がる須磨海浜公園にある須磨海浜水族園は、古くから「スマスイ」の愛称で神戸市民の憩いの場として親しまれてきたお出かけスポット。昭和32年に神戸市立須磨水族館として開業してから30年後、現在の須磨海浜水族園へとリニューアルして再オープン。2017年5月には開業60周年を迎えた歴史ある水族館で、前身にあたる神戸市兵庫区の和田岬にあった「和楽園水族館」は、本格的な循環ろ過設備を備えた日本発の水族館としても知られています。
バンドウイルカやゴマフアザラシが華麗な技を披露する「イルカライブ」をはじめ、大型のサメやエイが泳ぐ「波の大水槽」、魚やラッコの餌やりが人気の「さかなライブ劇場」や「ラッコ館」など本館と8つのパビリオン(展示館)に分かれた館内に約600種13,000匹の海の生きものを展示中です。より自然に近いかたちで生物たちを観察できる「行動展示」をテーマにした水族館の先駆けでもあり、「アマゾン館」では日本初のチューブ型水中トンネルの中を体長4m~5mにもなる世界最大級の淡水魚ピラルクが堂々と泳ぐ姿が観察できます。動物との距離が近い大人も子どもも楽しめるアトラクションが充実している水族館で、イルカやアザラシのふれあいタッチやペンギンの餌やりの有料体験のほか、リクガメと触れ合える亀山や、ドクターフィッシュのガラ・ルファも人気を集めています。本館3階の屋上展望広場「水辺のふれあい遊園」には、足湯につかりながら愛らしいカピパラの姿を眺める展示水槽も増設されました。
夏休みや冬休みのシーズンになると開園時間を延長して、季節のテーマに沿ったイルミネーション「神戸須磨アクアイルミナージュ」やイルカのナイトライブ、プロジェクトマッピングなど様々なイベントを開催して、訪れた人を楽しませています。

須磨海浜水族園までクルマで行く場合

阪神高速3号神戸線若宮ICを降りて約5分、第二明神道路須磨出口よりクルマで約10分。水族館専用駐車場はなく、須磨海浜公園併設の駐車場を利用する必要があります。サマーシーズンは須磨海水浴場を訪れる人で大変混雑するため、クルマでお出かけの際は本特集でご紹介するタイムズ駐車場も、ぜひご活用ください。

須磨海浜水族園まで電車で行く場合

JR須磨海浜公園駅から徒歩約5分、山陽電鉄・月見山駅から徒歩約10分。山陽姫路駅から山陽電鉄本線・直通特急梅田行に乗車して約50分で月見山駅へ到着します。関西国際空港向かう場合は、三ノ宮駅行きリムジンバスをJR三ノ宮駅で降車、東海道・山陽本線、各駅停車の西明石行に乗り換え、約13分で最寄り駅となる須磨海浜公園駅に到着します。