古都鎌倉の観光でアクセス拠点となる、JR・江ノ電鎌倉駅の周辺お出かけスポットとアクセス情報をご案内します。神奈川の大船駅から久里浜駅を結ぶJR横須賀線と、藤沢から鎌倉を結ぶ路面電車の江ノ電が乗り入れる鎌倉駅。鶴岡八幡宮の裏参道(小町通り)や、鎌倉の観光スポットへ発着するバスターミナルがあるJR鎌倉駅の東口周辺は、鎌倉観光のメインルートとして多くの人出で賑わいます。JR横須賀線と江ノ電は、鎌倉駅構内の連絡口で直接乗り換え可能で、江ノ電から観光スポットの集まるJR側の東口にも、ICカードや切符があれば駅構内で直接通り抜けできます。鎌倉駅を訪れる人手がピークを迎えるお正月やGW、花火大会開催時には混雑を防止するため連絡口が閉鎖されるため、江ノ電は西口、JRは東口からそれぞれ乗車しましょう。
鎌倉駅の東口を降りて目の前にある若宮大路や、観光客向けのお土産ショップが立ち並ぶ小町通りを山側(北側)に約10分歩くと、鶴岡八幡宮の境内へ到着します。鶴岡八幡宮のはじまりは源頼朝の時代にまでさかのぼり、11代将軍徳川家斉の代に造営された御本殿は国を代表する江戸建築で、国の重要文化財に指定されています。一年を通してさまざまな催しがなされる神社としても有名で、4月の鎌倉祭りと9月の例大祭で行われる流鏑馬神事(やぶさめしんじ)は毎年多くの観光客を集めています。12月31日~1月3日の初詣期間は24時間参拝可能ですが、クルマでの来場が規制されているのでご注意ください。鎌倉の大仏へのアクセスは、鎌倉駅から江ノ電に乗り、長谷駅で降りて徒歩約7分。鎌倉駅から直接徒歩で向かう場合は30分ほどかかるので、のんびり散策したい人にオススメです。
地元で「裏口」と呼ばれる江ノ電ホーム側の西口には、神社境内のお水でお金を洗い、そのお金を使わずに財布に忍ばせておくと、お金が何倍にもなって返ってくるという、金運アップのご利益があるとして有名な銭洗弁天があります。鎌倉駅から直線距離で見れば500mほどで、道中は案内看板もあり迷わず進めますが、道中は急な坂道が続くため徒歩約30分かかることも。タクシーの利用も検討しましょう。
古都・鎌倉の玄関口、JR・江ノ電の鎌倉駅周辺
お出かけスポットとアクセス情報
クルマで鎌倉駅へ行く場合
東京から鎌倉駅へクルマでアクセスする場合、首都高速神奈川1号横羽線を経由して約1時間で到着します。鎌倉駅の東口方面は土・日・祝日は時間帯により駅前で車両通行規制が行われることがあるのでご注意ください。鎌倉の観光やドライブに、本特集でご紹介する鎌倉駅の徒歩圏内にあるタイムズ駐車場も、ぜひご活用ください。
電車で鎌倉駅へ行く場合
東京駅から鎌倉駅へのアクセスは、横須賀線を利用して約1時間。横須賀線の出発駅となる大船駅からは約6分で到着します。鎌倉の観光名所へアクセス良好な江ノ電は、鎌倉駅から藤沢駅まで片道約35分、江ノ島駅まで約23分です。