石川県の県庁所在地、金沢市の中心に位置する金沢駅の周辺お出かけスポットとアクセス情報をご紹介!2011年、アメリカの旅行雑誌が主催する『世界で最も美しい駅14選』に日本から唯一選ばれた金沢駅。伝統芸能である石川県の鼓芸能、加賀宝生(かがほうしょう)をモチーフに、木材をダイナミックにより集めて造られた鼓門(通称:おもてなし門)が訪れる人々を出迎えています。ガラス約3,000枚、アルミフレーム約6,000本を組み合わせて造られた駅構内のドームは、風雪の多い金沢の駅を降りたった人に傘を差し出すという、金沢人の心配りを表現して造られています。金沢駅は市の中心側の東口と、石川県庁移転後から活気が出てきたといわれる西口に分かれ、高架下には衣食住を網羅したショッピングモール「金沢百番街」が広がっています。
金沢駅周辺の観光スポットとして真っ先に挙げられるのが、金沢駅からクルマで約10分の距離にある日本三名園のひとつ「兼六園」です。兼六園の歴史は16世紀にさかのぼり、加賀藩藩主・前田利家や徳川家など、歴代の明主によって造園されてきました。駅から直通のシャトルバスも運行していて、桜の名所として知られる金沢城や金沢城公園にも足を延ばすことができます。金沢駅周辺の観光では、東口からバスで約10分のところにある「妙立寺」も見逃せません。落とし穴や隠し階段など忍者屋敷さながらの複雑な仕掛けが隠された「忍者寺」の別名でも親しまれる珍しいお寺です。約30分の城内拝観見学は予約制で、公式ホームページから電話で予約を受け付けているので金沢観光の前にぜひチェックしておきましょう。石畳の道の両側に、江戸時代のお茶屋式の家並みが続くひがし茶屋街は、金沢の台所・近江町市場や兼六園の桂坂口に近い百万石通りを経由して徒歩約10分で到着します。今も軒灯がともる茶屋の中から三味線や太鼓の音が聞こえる夕暮れ時の散策は、古都金沢の旅の終わりに忘れられない思い出を残してくれます。
金沢観光のスタート地点!
JR金沢駅のアクセス方法とお出かけ情報
クルマで金沢駅へ行く場合
クルマで金沢駅にアクセスする場合、富山方面からは北陸自動車道の金沢東I.C.を降りて国道8号線経由で約8分、福井方面からは北陸自動車道の金沢西I.C.から同じく国道8号線を経由して約10分で到着します。
電車で金沢駅へ行く場合
長野から金沢を結ぶ北陸新幹線が開通し、東京から約3時間とますます便利になった金沢駅。大阪方面から向かう場合は特急サンダーバードで約160分、名古屋方面からは特急しらさぎで約180分でアクセスできます。