駐車場の形式
月極駐車場の基礎知識として、保管場所届出(車庫証明)と、駐車場の形式についてご説明します。
駐車場は、大きく「自走式」と「機械式」の2つの形式に分けられます。
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自走式駐車場
運転者自身が車輌を走行させ駐車スペースに駐車させる、機械を使わない駐車場形式です。舗装、非舗装、屋根付き、シャッター付き等の種類があり、広いスペースを必要とします。
メリットは、車輌の出し入れに時間がかからず、メンテナンスも必要ない点。デメリットは、機械式駐車場に比べ防犯面で劣り、車が汚れやすい点です。タイムズの月極・定期利用駐車場「自走式」は、下記3つのタイプに分類されます。-
平面駐車場
最も一般的な平置きの駐車場形式です。車両サイズに制限があることが多いですが、障害物が少なく出し入れがしやすい特徴があります。
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地下駐車場
建築物の中に駐車スペースがあり、特に駐車スペースが地上より下に位置する駐車場形式です。車両サイズに制限がありますが、機械式駐車場よりも大きいサイズを駐車できる傾向にあります。
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立体駐車場(狭義)
建築物の中に駐車スペースがある駐車場形式です。複数の階層をなすことが多く、平面よりも多くの車両を駐車することができます。車両サイズに制限がありますが、機械式駐車場よりも大きいサイズを駐車できる傾向にあります。
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機械式駐車場
機械で車輌を移動させて出し入れする駐車場形式です。限られたスペースにより多くの車両を収納できます。メリットは、自走式駐車場に比べると賃料が安く、防犯面に優れ、車両が汚れにくい点です。デメリットは、車輌の出し入れに時間がかかり、メンテナンス時は出し入れできない点です。
また、収納できる車両のサイズや重量に制限があったり、運転者自身で機械を操作する場合があるので、事前の確認が必要です。
タイムズの月極・定期利用駐車場「機械式」は、下記2つのタイプに分類されます。-
多段式駐車場
車輌をパレットに乗せ、2~4段程度に積み重ねて収納する駐車場形式です。パレットは上下左右に移動する仕組みになっています。(地下に収納するピット式、地上に収納する昇降式等の種類があります。)
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タワー式駐車場
車輌をパレットに乗せ、循環(回転)移動させて収納する駐車場形式です。エレベーターで昇降移動させて収納する形式もあります。車両の高さや幅に制限があり、高さ1,550mm未満、車幅1,850mm未満が一般的ですが、最近ではハイルーフ車に対応する駐車場も増えています。
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駐車場の形式には、自走式平面駐車場と機械式駐車場の2つがあります。自走式平面駐車場はさらに「平面駐車場」「地下駐車場」「立体駐車場」の3タイプに分かれ、機械式駐車場は「多段式駐車場」「タワー式駐車場」の2タイプに分かれます。それぞれの特徴を解説します。