相続した土地を活用する前に、まずは権利関係と土地の状態を確認しましょう。
主な確認事項は次の通りです。
● 相続登記が完了しているか
● 土地が共有名義になっていないか
● 抵当権や地役権などが設定されていないか
● 土地の境界が確定しているか
● 建物や残置物、樹木などが残っていないか
● 固定資産税・都市計画税はいくらか
● 将来、売却や建築を予定しているか
共有地の場合は、活用契約や工事を進める前に、共有者間で方針を決めておく必要があります。
相続登記が済んでいない場合も、登記手続きを進めたうえで活用を検討しましょう。
相続した土地の主な活用方法には、次のようなものがあります。
| 活用方法 |
初期費用 |
収入 |
管理負担 |
売却・転用 |
| 売却 |
仲介手数料や測量費などが必要 |
売却代金を一度に受け取る |
売却後は不要 |
売却後は不可 |
| 土地を貸す |
比較的抑えやすい |
地代収入 |
比較的少ない |
契約期間中は制限される |
| 賃貸住宅経営 |
建築費などが高くなりやすい |
入居者からの賃料 |
建物・入居者の管理が必要 |
建物があるため難しい |
| 駐車場経営 |
運営方式によっては抑えやすい |
駐車料金または運営会社からの賃料 |
運営方式による |
比較的しやすい |
| 活用方法 |
売却 |
土地を貸す |
賃貸住宅経営 |
駐車場経営 |
| 初期費用 |
仲介手数料や測量費などが必要 |
比較的抑えやすい |
建築費などが高くなりやすい |
運営方式によっては抑えやすい |
| 収入 |
売却代金を一度に受け取る |
地代収入 |
入居者からの賃料 |
駐車料金または運営会社からの賃料 |
| 管理負担 |
売却後は不要 |
比較的少ない |
建物・入居者の管理が必要 |
運営方式による |
| 売却・転用 |
売却後は不可 |
契約期間中は制限される |
建物があるため難しい |
比較的しやすい |
まとまった現金を確保したい場合は売却、長期的に貸し出せる場合は土地賃貸、将来の売却や用途変更の可能性を残したい場合は駐車場経営が候補になります。
駐車場は建物を建てる方法と比べて用途変更しやすいため、「将来は売却したい」「数年後に家族が利用する可能性がある」という土地にも向いています。
ただし、収益性は周辺の駐車需要や設置できる台数によって変わるため、現地調査を実施したうえで検討しましょう。
駐車場経営のご相談・お問い合わせ