相続の相談先はどこがいい?弁護士・司法書士・税理士の違いと選び方を解説

公開日:2019/05/28 更新日:2026/07/10
相続の相談先はどこがいい?弁護士・司法書士・税理士の違いと選び方を解説

「相続について、誰に相談すべきかがわからない」という方も多いのではないでしょうか。

相続では、遺産分割や相続登記、相続税申告など、専門知識が必要な手続きが多くあります。
そのため、弁護士・司法書士・行政書士・税理士などの専門家へ相談しながら進めるのが一般的です。

この記事では、相続に関する主な相談先と、相談先を選ぶ際のポイントを分かりやすく解説します。

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監修者
金子賢司CFP®認定者

営業中の交通事故をきっかけに会社の福利厚生や年金制度に関心を持ち、FPの勉強を開始。その後独立系FPとして起業し、現在は企業主催の確定拠出年金・資産運用セミナー、新聞社や大手金融機関オウンドメディアの執筆、個人相談などを中心に活動。

相続の相談先は内容によって異なる

相続の相談先は内容によって異なる

相続に関する相談は、目的や内容によって適切な相談先が異なります。
主な相談先は、以下の通りです。

 ● 弁護士
 ● 司法書士
 ● 行政書士
 ● 税理士
 ● 専門会社

例えば、相続人同士の話し合いやトラブルへの対応は弁護士、相続税の申告や節税対策は税理士、不動産の名義変更は司法書士に相談するのが一般的です。

また、相続の手続きは一つの窓口だけで完結するとは限りません。
ケースによっては、複数の専門家への相談が必要になることもあります。

まずは、自分が何について相談したいのかを整理し、内容に応じて適切な相談先を選ぶことが大切です。

駐車場経営のご相談・お問い合わせ

相続の相談で弁護士に依頼できること

相続の相談で弁護士に依頼できること
主な相談内容 詳細
遺産分割協議 相続人同士の話し合い・代理交渉
調停・審判 家庭裁判所での対応
遺言書対応 遺言書の作成・検認申立ての代理
相続人・財産調査 相続関係や財産内容の確認
事業承継 経営者の相続対策など

出典:日本弁護士連合会「相続のご相談は、弁護士へ」、日本弁護士連合会「事業承継・M&A

弁護士は、あらゆる法律問題を取り扱える法律の専門家です。
相続では、以下のようなケースにおいて弁護士への相談が適しています。

 ● 遺産分割で相続人同士の意見が対立している
 ● 相続放棄の手続きを進めたい
 ● 遺言書の有効性について法的な判断が必要
 ● 会社や事業用資産の承継について相談したい

相続トラブルは、感情的な対立に発展するケースも少なくありません。
話し合いが難航している場合や法的な判断が必要な場合は、早めに弁護士へ相談することで、円滑な解決につながる可能性があります。

相続の相談で司法書士に依頼できること

相続の相談で司法書士に依頼できること
主な相談内容 詳細
相続登記 不動産の所有権移転登記
抵当権抹消登記 住宅ローン完済後の登記
遺言書対応 作成支援・遺言執行・検認手続きのサポート
相続手続き 必要書類の作成・法務局申請

出典:神奈川県司法書士会「相続のこと

司法書士は、不動産登記の専門家です。
相続では、以下のようなケースにおいて司法書士への相談が適しています。

 ● 相続した実家や土地の名義変更を進めたい
 ● 不動産を相続したが、手続きの流れが分からない
 ● 必要な戸籍や書類を自分で集めるのが大変
 ● 住宅ローン完済後の抵当権抹消登記もまとめて依頼したい
 ● 法務局への申請手続きを専門家に任せたい

不動産を相続し、相続登記などの手続きをスムーズに進めたい方は、司法書士へ相談するのがおすすめです。

相続の相談で行政書士に依頼できること

相続の相談で行政書士に依頼できること
主な相談内容 詳細
遺言書作成 自筆証書遺言などの作成支援
遺産分割協議書作成 相続人間で合意した内容の書類化
相続人調査 戸籍収集・相続関係整理
各種書類作成 権利義務書類・事実証明書類(相続関係説明図、財産目録など)

出典:日本行政書士会連合会「相続・遺言

行政書士は、相続に関する書類作成をサポートしてくれる専門家です。
相続では、以下のようなケースにおいて行政書士への相談が適しています。

 ● 相続人が多く、戸籍収集や必要書類の準備を任せたい
 ● 遺産分割の内容を書面として整理しておきたい
 ● 親が元気なうちに遺言書を作成しておきたい
 ● 相続人同士で大きな揉め事はなく、円滑に手続きを進めたい

一方で、相続人同士の交渉や調停・審判への対応、不動産の相続登記などは対応できないため、内容によっては弁護士や司法書士への相談も検討しましょう。

相続税の相談は税理士へ依頼するのが一般的

相続税の相談は税理士へ依頼するのが一般的
主な相談内容 詳細
相続税の申告 相続税申告書の作成・提出
相続税対策 生前贈与・特例活用など
相続財産評価 土地・建物などの評価
事業承継 法人・事業用資産の承継対策

出典:東京地方税理士会「税理士とは」、国税庁「相続税の申告のしかた(令和7年分用)

税理士は、相続税や贈与税など税金に関する専門家です。
相続では、以下のようなケースにおいて税理士への相談が適しています。

 ● 相続税がかかるかどうかを確認したい
 ● 相続税の申告手続きを任せたい
 ● 不動産が多く、財産評価について相談したい
 ● 小規模宅地等の特例や配偶者の税額軽減を活用したい
 ● 生前贈与や事業承継を含めた節税対策を検討したい

相続財産に土地や建物が多く含まれる場合は、財産評価や特例の適用によって相続税額が大きく変わるケースもあります。
相続税の負担をできるだけ抑えたい場合や、申告漏れ・計算ミスを防ぎたい場合は、早めに税理士へ相談するのがおすすめです。

相続に関する相談先を選ぶポイント

相続に関する相談先を選ぶポイント

相続に関する相談先を選ぶ際は、以下のポイントを確認することが大切です。

 ● 相談内容に合った専門家を選ぶ
 ● 不動産相続に強いか確認する
 ● 複数の専門家と連携しているか確認する
 ● 費用体系や相談料を事前に確認する

特に不動産相続は、土地や建物の評価、相続登記、相続税申告など、手続きが複雑になりやすいです。

不動産相続の実績が豊富な専門家を選びましょう。
複数の専門家への相談が必要な場合は、他士業と連携している事務所を選ぶとスムーズです。

相談料や着手金、申請費用などは事務所によって異なるため、事前に費用体系を確認しておきましょう。

不動産の相続や土地活用は専門会社への相談がおすすめ

不動産の相続や土地活用は専門会社への相談がおすすめ

相続した土地の使い道に迷ったときは、土地活用に強い専門会社へ相談するのがおすすめです。

例えば、駐車場経営は、建物の建築が必要ないため初期費用を抑えやすく、リスクや手間を軽減しながら土地を有効に活用できる方法です。
管理や運営を専門会社に委託できるケースも多いため、初めての土地活用でもスタートしやすいといえます。

タイムズ24では、遊休地をお借りして駐車場として運営するサービスを提供しております。
初期費用や運営維持費は、原則としてタイムズ24が全て負担し、オーナー様には毎月一定の賃料をお支払いします。
オーナー様の管理業務は、一切発生しません。
土地の大きさや形状に制限はなく、変形地や狭小地でもご相談いただけます。

相続した土地の活用については、ぜひタイムズ24までご相談ください。

相続や土地活用は早めに専門家に相談しよう

相続では、遺産分割や相続登記、相続税申告など、内容によって適切な相談先が異なります。

特に、不動産を含む相続は手続きが複雑になりやすく、相続人同士のトラブルにつながるケースも少なくありません。
そのため、状況に応じて弁護士・司法書士・税理士などの専門家へ早めに相談しながら進めることが大切です。

また、相続した土地は、所有しているだけでも固定資産税や維持管理費が発生します。
駐車場経営などの土地活用についても早めに検討しておくとよいでしょう。

【この記事で押さえておきたいポイント】
 ● 相続の相談先は、相談内容や目的によって異なる
 ● 相続トラブルは弁護士、相続登記は司法書士、相続税申告は税理士への相談が一般的
 ● 相続した土地の活用は、不動産会社や専門会社への相談がおすすめ

タイムズ24では、駐車場経営による土地活用をご提案しています。
初期費用は原則としてタイムズ24が負担し、管理や運営もお任せいただけるため、遠方の土地についても、安心してご相談ください。
全国47都道府県に駐車場管理実績を活かし、土地の特性に応じた駐車場運営をご提案させていただきます。

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土地活用に関するお問い合わせ

相続の相談先に関してよくあるご質問

不動産の相続や土地活用は専門会社への相談がおすすめ

続いては、相続の相談先に関するよくあるご質問にお答えします。

お問い合わせの多いご質問

相続の相談はいつから始めるべきですか?

相続の相談は、相続発生後だけでなく、生前から始めることも可能です。
特に、遺言書の作成や相続税対策、不動産の活用方法などは、早めに相談しておくことで、相続後のトラブルや負担を軽減しやすくなります。

相続の無料相談ではどこまで対応してもらえますか?

無料相談では、相続手続きの流れや必要な対応、どの専門家へ相談すべきかなど、基本的な内容を相談できるケースが一般的です。
一方で、書類作成や申請代行、代理人対応などは有料となる場合が多いため、事前に相談範囲を確認しておきましょう。

相続した土地の活用方法も相談できますか?

不動産会社や土地活用の専門会社へ相談できます。

【土地活用の主な選択肢と相談先】

土地活用の方法 相談先
駐車場経営 駐車場経営の専門会社
アパート経営 不動産会社
トランクルーム経営 トランクルーム運営会社

土地の立地や広さによって適した活用方法は変わるため、早めに専門会社へ相談しながら検討するのがおすすめです。

タイムズ24でも、駐車場経営による土地活用についてのご相談を承っております。
駐車場経営は、初期費用を抑えやすく、将来的にほかの活用方法への転用もしやすい土地活用の方法です。
相続した土地の活用方法に迷った場合は、タイムズ24までぜひお気軽にご相談ください。

よくあるご質問の一覧を見る

相続では、遺産分割や相続登記、相続税申告など、内容に応じて適切な専門家へ相談することが重要です。この記事では、弁護士・司法書士・行政書士・税理士の違いや相談できる内容、相談先を選ぶポイント、不動産相続や土地活用の相談先まで分かりやすく解説します。